自分への問いかけ

休日はハンズオン系の本を読んでたので1冊ごとの進み具合はいまいちです。そして相変わらず集中力が持たない。どうしたらいいんだ~!

今日の記事はこちらです。

数学ガールシリーズは本編も秘密ノートも全部揃ったことになるのかな。多分揃ってるはずです。通し番号がないので自信が持てない。本編は大きめなので自宅読書専用だけど、秘密ノートはちょくちょく外に持ち出して読んでいます。最近のやつはノートに書きながらじゃないと理解できなくて自分のちからの衰えを感じる…。

このシリーズについて内容をまとめたり良書だと紹介するのは当たり前すぎてあんまり意味が無いように思う。だから、この本を触媒にして考えたことを書いてみる。

数学ガールシリーズでよく出てくるのが、「例示は理解の試金石」というキャッチフレーズだ。ある事柄について、自分が理解できたかを確かめるときは、その事柄に当てはまる例が出せるかどうかを試してみよう、という原則である。誰かに促されて例を考えるときもあるし、自分から例を出そうとすることもある。

シリーズを通して読んでみると、例を考えるよう促すほかにも、いろいろな問いかけがなされてることがわかる。

テトラ「(略) 平均だけを聞いてわかった気になってちゃ、まずいんですよ」

僕「まずいっていうのは、どういうこと?」

(数学ガールの秘密ノート やさしい統計 P177)

こんな感じで、「僕」がテトラちゃんに問うときもあるし、テトラちゃんがわからないことを質問することもある。ミルカさんが確認のために問う場面もいくつかある。そのどれもが、その場の話を前に進める役割を持っているんじゃないかな~と気がついた。

質問というのは大きく2つある。「はい/いいえ」や「A/B」など、いくつかの選択肢から1つを選ぶものと、そうではなく自分の考えを答えるものだ。知らない人との会話のきっかけを掴んだり、ある話を始めたりするときは前者が役に立つ。答える側の負担が少ないからだ。逆に、話を掘り下げたり、答える側に考えるよう促すときは後者を使ったほうが良い。…というのを職業上知っている。研修を進める際に問いかけをどう行うかは大事だからね。

でもこれって、他人に対して問いかける他にも、自問自答のときにも使えるんじゃないかなぁ、とぼんやり考えている。先日きょんさんと飲んだときにも「考えが固まっている」と指摘されたのでなんでだろうなぁと原因を考えてみたところ、このあたりに原因が潜んでいそうに思えたからだ。

最近、何かを学んだときも自分が理解したつもり、わかったつもりでほんとは何もわかってないんじゃないか、と不安になることがある。そういうときに理解を確かめたくなるのだけれど、そのときの自分への問いかけ方が「わかってないんじゃないか」というものになっていた。わかったかどうかを自分で答えたあとに例を出すなり考えをまとめるなりしているけれど、この問いかけ方だと思考が止まってしまう効果があるんじゃないかと疑っている。自分の中で「わかってない気がする…やっぱり自分はだめなんだ…」と落ち込んでしまうというか。落ち込んでから「いやでもなんかわかってることはあるはず」と考え直すから、その分時間がかかって効率も悪くなる。だから、最初から例を出すとか、自分の言葉に置き換えるとか、そういった具体的な問いかけに切り替えていこうと決心した。

とはいえ自問自答の方法はもはや癖みたいなものだからなかなか切り替えるのは難しい。気を抜くとすぐ「できてないんじゃないか」「わかってないんじゃないか」と考えてしまう。このあたりはじっくり練習していくしかないのかな。何かいい方法があればいいのだけれども…。癖を直すにはまず癖に気がつくことだから、一歩は踏み出せているはず。そう信じて頑張ろうと思う。